最近のMキューバンに関する記事をいくつか読んでみた。
■NBA
・以下、インタビュー記事より。
NFLがNBAより優れている点について、キューバン「オーナーとしては、NFLのほうが金を稼げるという点だ。NFLでは放送権を一本化して契約を結んでいるが、NBAでは各チームが個別に地元局などと契約を結んでいる。NFLのやり方だと、一本化することで契約の価値がさらに高くなる。その収益を分けるので、どのチームにとってもいい結果になる。マーケットの大きなチームも、小さなチームも得をしている。」
コミッショナーになりたいかについて「いや。俺はそういうタイプじゃない。忍耐力がないし、妥協が嫌いだから。デビッドは本当に素晴らしく仕事をこなしている。彼はいろんなタイプの人に対処して、妥協点を見つけて、それなりにみんなが納得するようなポイントを見つけるのがう まい。俺には無理だ。誰かに何かつまらないことを言われたら、俺の場合、「お前はバカか」という態度をとってしまうから。コミッショナーがそれではだめだろ。「いい考えですね。検討してみます。」とか言わないと。」
リーグがブレイク・グリフィンをまだあまり大々的に売り出していない点について「それでいいんじゃないかな。まだ売り出すには早いと思う。今はひそかに人気、という感じだが、それがいい。Youtubeとかで、みんな掘り出し物を発見した気分になっている。CMなどで売り出しすぎると、そういう楽しさがそがれる。それに、俺はまだ彼のことを詳しく知らない。どんなキャラなんだ。先週、うちと試合をしたときの彼は「お前ら全員ぼろぼろにしてやる」という態度で、めちゃくちゃ怖い顔をしていたぞ。」
・Forbesに関する記事より。最近Forbesが発表したNBAチームの価値リストについて、キューバン「あんなもの、何の意味も価値もない。・・・俺がチームを買ったときはそんなもの考慮しなかった。・・・チームの売買に、あんなものを考慮に入れるオーナーはいない。」
・インタビュー記事より。ベテランを放出するなど、リビルディングという手段を使わないことについて、キューバン「ここダラスでは、一度チームが弱くなると、チケットを売るのは難しくなる。勝つよりも、チケットを売るほうが難しい。(NHLの)ダラス・スターズがいい例だ。だから俺は、リビルディングをするよりも常に勝ちにいくほうがいい。」
■NFL
・以下、スーパーボウルに関する記事より。ピッツバーグ生まれのキューバンが、ダラスでのスーパーボウルについて語っている。
NFLについて、キューバン「ダラスで過ごした時間のほうが、ピッツバーグにいた時間より長い。だから今ではカウボーイズファンでもある。でもやはり俺はスティーラーズファンだ。地区が違う点が幸いだ。・・・俺の父はスティーラーズファンだ。だから父がそばにいるときは、スティーラーズの応援をしている。勘当されたくないからね。」
カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズについて、キューバン「同情するよ。俺は彼をダラスでずっと見てきたから。みんなからの期待が高くて、新スタジアムでスーパーボウルを、というプレッシャーもあった。スポーツ界で、目標を達成で きないというのは本当につらいことだ。」
・もうひとつの記事より。「子供のときに使ったテリブルタオルも残している。・・・今回のスーパーボウルでは、VIP席に家族など43人招待する。ドニー(ネルソン)はミルウォーキー育ちで大のパッカーズファンなので、チーズヘッドをかぶってくるようだ。もちろん彼もVIP席に招待する。・・・土曜日にアッシャーを呼んでパーティーをする。・・・28−18でスティーラーズの勝ちだと思う。」
・インタビュー記事より。5000人分のスタジアム外の席が各200ドルで販売されていて、その5000人も観客数にカウントされることについて、キューバン「200ドルを払ってでも近くにいたいという人がいるわけだから、そのNFLのやり方に文句は言わないが、俺は少しファンを気の毒に思う。」
■MLB
・メッツに関する記事より。キューバンは今までカブズとレンジャーズを買おうとして競売で負け続けている。
一部が売りに出されるという話のメッツについて、キューバン「もう野球チームを買う気はない。過去の失敗から学んだことは、(競売の)あて馬になるな、ってことだ。俺は価格をあげる係としか扱われないのさ。・・・買うとすれば頼まれたときだけだ。競売にはもう参加しない。」
'); //var element = document.getElementById('ovtAdContainer').parentNode; //var style = element.currentStyle || document.defaultView.getComputedStyle(element, null); adCount = 0; while (i '); document.write(' キューバンが、FIBAや、オリンピックや、ゼネラル・エレクトリック社(オリンピックの放送権を持っているNBCの親会社だった)に文句を言っている記事を読んだ。ずっと前から文句を言い続けているので特に目新しい内容ではないですが。
キューバンの意見の主な内容は・・・
・今のところ国際大会では、一部の選手はスポンサー契約で儲けれるが、NBAチームのオーナーは何も儲けがない。選手に年俸を払って、怪我のリスクさえNBAチーム側が抱えている。
・それならNBAが国際大会を主催したほうが理にかなっている。リーグも金を稼げるし、全チームに分配できる金も増える。これが彼の意見。彼はこのことをCBAの交渉のときに話し合いたい模様。
以下、記事より。
■国際大会
・国際大会について、Mキューバン「今のところ、GEはオリンピックのテレビ放送のために、オリンピック委員会に金を払いまくっている。オリンピック委員会はそれを、全スポーツのオリンピック代表チームにほんの少ししか分配してない。GEも腐るほど儲けている。一方、我々NBAチームのオーナーは選手に大金を� �資しているが、代表チームに無償でそれらの選手を提供している。」
・改善案について、キューバン「バスケットボールは客を呼べるスポーツの一つだろ?・・・GEを儲けさせるくらいなら、我々NBAが主催の国際大会を作って、それをオリンピック大会の一部として提供して、我々NBAが金を儲けれるようなシステムを作ったほうがいい。」
「オリンピックがアマチュアの大会のままだったなら、それでよかった。だが今やオリンピックは巨大なビジネスになってしまった。オリンピックに無償で選手を提供している我々、つまり、クラブチームのオーナーがなんと呼ばれているか知っているか?「バカ」だよ。そのとおりなんだ。我々みんな。こんなのって不条理だろ。」
「しかも、FIBAの大会なんて金すら稼げてないんだ。 もっとばかげているだろ。あんな大会、誰も見てないんだ。我々が選手を無償で提供してるのに、誰もFIBAの大会に注目しない。」
「構想が実現すればリーグがうるおい、マーケット規模の小さいチームも大きく変わる。今はCBAについてコメントはできないが、実現すれば誰にとっても得な話だ。検討されるべきだ。」
「私の意見を聞いたら、FIBAの代表は心臓発作を起こすだろうな。だけど誰も彼のことなんて全く気にしてない。正直なところ、私はFIBAの事情など気にしてない。我々はNBAでビジネスをしてるんだ。我々にとって賢い選択をすべきなのは当然だろ。向こうもこちらの気持ちは分かっている。システムを変える気があるのかは知らないけどね。」
・リーグ側は現状維持が良い模様。リーグのスポークスマン「国� ��大会でバスケットボールは世界的な注目を浴びており、それはNBAにとっても利益になっている。」
■一言
・現状はまず変わらんでしょう。
NBAでただ一人の女性審判、ヴァイオレット・パーマーについての記事を読んだ。どんな人なのか知らなかったので読んでみました。
以下、記事より。
■ヴァイオレット・パーマー