NFL.comのマイケル・ロンバルディ氏が、各チームの選手層を分析。それぞれのポジションで、リーグのトップ10、トップ15にランク付けできる選手を紹介している。今回はNFC西地区。

アリゾナ・カーディナルス

トップ10：DTダーネル・ドケット、WRラリー・フィッツジェラルド

トップ15：SSエイドリアン・ウィルソン、CBドミニク・ロジャースクロマティ、DTカライス・キャンベル

　カーディナルスにはトップ10およびトップ15入りが近い若手選手が多くいる。ただし、わき役は揃っているチームではあるものの、名QBカート・ワーナーが引退した穴を埋められるかが疑問だ。

サンフランシスコ・49ers

トップ10：LBパトリック・ウィリス、TEバーノン・デービス、Pアンディ・リー

トップ15：LBマニー・ローソン（ニッケル隊形でのパスラッシュ）、DTジャスティン・スミス（ニッケル隊形）、DEアイザック・ソポアガ、FSダション・ゴールドソン、NTオウブラヨ・フランクリン、RBフランク・ゴア

　昨季、49ersは平均失点でリーグ4位だったが、この陣容を見れば好成績を残せた理由は明らか。能力のある若手を擁し、スクリメージラインをコントロールできている。次のステップに進むには、QBアレックス・スミスがシーズンを通して活躍することだ。

セントルイス・ラムズ

トップ10：RBスティーブン・ジャクソン

トップ15：なし

　ライオンズと同じく、ラムズもチーム再建まで長い道のりが待っている。特に近年のドラフト1巡指名であるDEクリス・ロング、OTジェイソン・スミスなどが期待に応えられていないのが問題だ。

シアトル・シーホークス

トップ10：なし

トップ15：DTブランドン・メイベン

　MLBローファ・タトゥプはランク入りすべきだが、昨季は2試合しか出場していない。また、万全な状態ならばQBマット・ハッルベックはトップ15入りの選手であり、チームを支えてくれる。